国際学部学びの特色

6つのカテゴリーから学び、
あなただけの「国際学」を確立しよう。

上記の6+1の学びは、国際学部の学生全員が習得する形をとっています。
ただし3つの専攻ごとに、自分のやりたいことや興味に合わせて、より重点的な学びをカテゴリー別に調整できる仕組みも用意しています。

国際学部における「英語」の学び

国際共通語である「英語」は、グローバル社会の多様性に対応するための"武器"として身につけておくべき必須技能です。
特に1年次は基本的に「毎⽇英語」という教育指針のもと、英語を学ぶ"語学カリキュラム" だけでなく、「英語を使って」学ぶスタイルを意識していきます。

国際学部で身につく力

  • 多様な知識

    多様な知識

    言語学や多文化共生学、コミュニケーション論などの「人文科学的学び」と、国際関係・地域や経済理論・ビジネスなどの「社会科学的な学び」とを融合したカリキュラムで、幅広い知識を養います。

  • 複合的なものの見方

    複合的なものの見方

    加速度的に複雑化・グローバル化する社会において、先入観にとらわれない客観的な視野と考え方を身につけます。英語教育や留学制度を通して、多様なものの見方を養います。

  • つなぐ力

    つなぐ力

    自分と他人、人と社会、国と国、教室の中と外。学問領域をまたいだカリキュラムのもと、様々なテーマをつないで、既存の学知を超えた「新たな"知"のあり方」「新たな学びのスタイル」を探求していきます。

6つのカテゴリー 〜具体的な学び〜
1 英語で学ぶ
まずは4技能を徹底して鍛え、3~4年次には、英語での学びに臨む。
"世界の共通語"とも言える英語の力を、まずは1~2年次に徹底して鍛えます。
目標は2年次でTOEIC600点。そこで身につけた英語力をベースに、3~4年次は、世界の文化、経済、政治などに関するテーマを英語で学びます。英語でレクチャーを受け、考え、議論する経験は、社会へ出る際、大きな自信となるはずです。
※【国際学科】第二外国語(中国語、韓国語、ドイツ語)で留学ができるプログラムがあります。
※【グローバルビジネス学科】1年次夏休みに4週間、全員参加の「English Summer Seminar」があります。
2 Japan Studiesで"自分たち" を知る
日本は世界からどう見られているか?まずは自分の足元を照らす。
協働・共生の力を養うためには“他者理解”は不可欠です。しかし他者を理解する前に、まずは自分たちを知ることも大切だ、と本学部は考えます。Japan Studiesの学びでは「日本の文化」「日本の言語」「日本の社会」などについて、世界の視点から学びます。
日本人が当たり前だと思っている事柄を外国人はどう見ているのか?異なる価値観の人たちは日本をどう感じているのか?について知り、自分たちを客観視します。
常識が常識でなくなる体験によって、"自分たちを発見"していく。
この学びのスタイルは、本学部の根幹をなす特徴的なものです。
3 多文化共生を学ぶ
留学生と同じクラスで学び、異質をつなげる経験をする。
Japan Studiesの学びで得た"自分たちの発見" をベースに、留学生と日本人学生合同で編成されるクラスの中で、多文化共生について活発にディスカッションしていきます。
背景が異なるメンバーと、ともに学び、ともに助け合う。この経験は、やがて"多様なメンバー、多様な価値の中で、他者を理解し、異質の価値をつなげることが、新しい価値を生み出すことになる"という理解と手応えにつながっていきます。
すでに世界の人々は、協働し共生しています。多文化共生に関する学びのプロセスは、将来学生が飛び込む実社会の縮図とも言えます。
4 国際協力を学ぶ
世界の様々な状況を知り、自分の行動に結びつけていく。
世界に存在する貧富の格差、環境問題、難民問題などの状況を知り、いかに"自分の行動に結びつけるか" を考えていきます。
1~2年次は、国際開発・協力、援助などに関する基礎を学び、PBL(課題発見解決型)学習のスタイルで、カンボジアやネパール、ミクロネシア、日本を舞台に、理論と実践を結びつけていきます。
3~4年次は、JICAなどでも活用されているPCM(プロジェクトサイクルマネジメント)という手法を用いてプロジェクトの立ち上げ~運用に関する理論と手法を専門的に学びます。
5 国際関係・国際地域を学ぶ
アフリカ、イスラム圏など、地域の課題を学習。
文化や慣習の違いと「グローバル化」を考える。
グローバル化を考える時に避けては通れないのが、それぞれの国や地域固有の文化、宗教、慣習などとの摩擦です。イスラム文化と資本主義が衝突する理由は何か。アフリカの発展にはなぜ時間がかかるのか。アジア圏は今後のグローバル経済にどんな役割を果たすのか。移民や難民問題への対処法は。各地域が持つ歴史的背景や文化、宗教などをしっかり学ぶことで、グローバル化を多面的に理解し考える力を養います。外国人労働者の増加など、「日本の中の世界」問題も考えます。単純な答えのない問題に対処する基礎知識を身につけていきます。
6 経済・ビジネスを学ぶ
企業人を招いての講座やインターンシップで、
グローバル企業が直面する課題を具体的に学習。
今や中小企業に至るまで、「グローバル化」と無縁の企業は皆無と言って良いでしょう。
国境を越えても通用する経営や経済の基礎理論を身につけることは、グローバルリーダーを目指す人材には不可欠です。経済原論などを英語のテキストで学ぶことで、世界を相手に経営・経済を語ることのできる材の育成を目指します。さらに海外のグローバル企業に赴いてインターンシップ形式で最前線の経営を学んだり、企業人から直接話を聞くなど、演習形式の授業も数多く用意。
グローバル経営・経済の「理論と現実」を、深く、具体的に学びます。