国際学部Gateway Project

国際学部の「つなぐ」学び

Diversity多様性

Linkageつなぐ

多様で異質な学びを展開する上で大切なこと。それは様々な学びを「つなぐ」ことです。異質なものを関連づけると新しい価値が生まれます。多様な学びをつなげば、既存の学知を超えた新たな"知のあり方" を創り出すことも可能です。

国際学部は、社会学、意味論(記号論)、情報論といった分野の学びに加え、麗澤大学の建学の基盤となっている「モラルサイエンス」、すなわち倫理・道徳に関する学び「異質の知・考え方をつなぐ手法」の学びと考え、新しい発想の開拓を促しています。

「つなぐ」を武器に" 世界"へ
国際学部 Gateway Project

異質なものを変換してつなぐ場所(Gateway)、それが国際学部。
人と人、人と社会、国と国、学知と現実、教室の中と外をつないで、「新たな知のあり方」「新しい学びのスタイル」を創り出そう!

世界に日本を伝える体験プログラム日本語教育プログラム

⽇本語会話ボランティア(参加推奨学年:1・2年~)

最初の日本語教育体験として最適なプログラム。海外で日本語を学ぶ学習者のサポートを行います。インドネシア第三の都市バンドンの⽇本語教育機関でボランティアを実施しています。現地で⽇本語を学ぶ学生たちと寝食をともにしながら、対話練習やスピーチのサポートをしたり、日本で働くことや学ぶことを希望する学生には面接練習やアドバイスをします。
さらにスピーチコンテストの審査員を務めたりします。インドネシアの文化を学ぶとともに、⽇本について見つめ直すきっかけにもなり、自分の目標や課題を再認識することができる貴重な機会となります。⽇本語会話ボランティアは、他に現在、スリランカ、マレーシア、韓国等での実施も検討中です。

外国人支援ボランティア(参加推奨学年:1年~)

今、私たちの"足元"で起こっているグローバル化の実態を知ることができる体験プログラム(※依頼があった時に不定期で実施)。海外から日本へ移住してきた家庭では、進学後の日本語の学習、子どもの教育、地域の学習支援のあり方はどうなっているのかなど、様々な課題を抱え、悩んでいるのが現状です。
本ボランティアでは、学⽣は学んでいる語学を活かして活動することができ、同時に困っている子どもたちやその家族のサポートができる活動です。 語学力を高めることはもちろん、何よりも貴重な経験を得ることができます。

日本語教育実習(参加推奨学年:国内実習=3~4年/海外=2年2学期~)

日本国内と海外で日本語教育実習を行っています。国内の実習では、海外から来て麗澤大学で日本語を学んでいる留学生を対象に日本語の授業を行います。1学期間を通して、じっくりと教案指導を受けて、教壇に立ちます(3~4年生対象)。
海外では、台湾の屏東大学、ニュージーランドの中高一貫校での実習があります。どちらも、現地での日本語教育の見学や、授業の補助活動などを行いながら海外での日本語教育現場を体験し、授業の準備をして教壇で実際に教える経験をしてきます。また、台湾では現地の学生と一緒の寮生活、ニュージーランドではホームステイを通して異文化を体験することもできます。(2年2学期以降参加可能)

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海外での留学プログラムStudy Abroad プログラム

English Summer Seminar

グローバルビジネス専攻では、1年次の夏休みに4週間の海外研修「English Summer Seminar」に全員参加します(有料/奨学金制度あり)。行き先は、麗澤大学の豊富な派遣実績の中から選ばれた教育機関です。
1年次から短期留学することで語学力の向上に加えて、グローバルに活躍できるための広い視野を養います。この時期に参加できない学生のために、春季留学への振り替えや90時間のeラーニングも用意しています。

ダブル・ディグリー制度(参加推奨学年=3年~)

*専門留学からそのままダブルディグリーに移行することもある。原則2年次履修終了後。
ただし例外もある。
麗澤大学で2年あるいは3年学んだ後、海外協定校に1〜2年正規留学し、それぞれの⼤学で学び単位を取得することで、両校の卒業資格(学士号)を得ることができる制度です。現在、オーストラリアのサザンクロス大学、韓国の釜山外国語大学校、台湾の淡江大学との間でダブル・ディグリープログラムを設けています。
将来は、日本と世界の架け橋となる人材育成を目指しています。高度な留学を求める方にお勧めのプログラムです。

語学研修制度(クロス留学、第2外国語プログラム、海外語学研修etc.)

主に第2外国語の習得を目的とした制度。国際学部(特に国際学科)では、多様性を尊重し多文化共生の考え方を学ぶ一環として、英語以外のいわゆる第2外国語の習得も奨励しています。
外国語科目の履修後に、中国、韓国、ドイツの提携校への語学留学(短期語学研修含む)に参加。帰国後にはその言語に関わる授業をいくつか履修することで、国際学部が「第2外国語習得プログラム修了」を認定します。
なお、第2外国語での語学留学には、クロス留学(海外提携校で、当該言語+英語の2言語を学んでくる留学制度。具体的に、英独プログラム、英韓プログラムetc.)のようなお得な語学留学制度もあります。

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国際課題を考える実習プログラム国際協力プログラム

ミクロネシア連邦での環境教育活動
「Japanesia(ジャパネシア)」

2013年から環境教育をテーマに、ミクロネシアの小学校でゴミ問題の啓発を⽬的としてワークショップ、英語劇などを行いながら活動を続けています。2018年度からは、環境対策、観光促進および雇⽤機会の増加などを目的として、廃棄タイヤと伝統工芸のポンペイ刺繍を組み合わせた「タイヤサンダル・プロジェクト」を開始しました。同プロジェクトは、現地カウンターパートであるミクロネシア短期大学の起業促進科目のひとつとして正式採用されたほか、現地⾼校の部活動として取り入れられた結果、本学学生が不在でも現地の人々により継続実施される、「持続的な活動」が⾏われています。

カンボジアやフィリピンでの教育活動
「Plas +(プラス)」

カンボジアは経済の格差が大きい国。⾸都であるプノンペンは近代化が進んだ大都市として栄えている一方、農村地帯では恵まれない子どもたちがたくさんいます。そんな子どもたちを対象として、トム・オー小学校を拠点に交通安全や⽇本の文化を教える教育活動を行っています。カンボジアの小学校には塀や柵がなく、校庭はオートバイや耕運機の通り道になっているため、生徒が安全に学ぶことができない環境でした。そのため、塀の建設を提案。街頭募金活動やクラウドファンディングを活用して、実際に設置することに成功しました。最近はフィリピンにも拠点を広げ、活動しています。

青年海外協力隊 訓練所"2泊3⽇" 体験

青年海外協力隊を目指す学生にお勧めの、国際学科3年次の上級演習科目です。夏休みと春休みに行う集中講義で、夏休みには⻘年海外協力隊駒ヶ根訓練所で2泊3⽇の体験入所を、春休みには青年海外協力隊⼆本松訓練所で2泊3⽇の体験入所をします。
体験⼊所中には派遣前訓練中の協力隊候補生の方々と⼀緒に、語学研修、技術研修、野外訓練などに参加し、青年海外協力隊についての知識を体験的に学びます。

グローバルリーダーを育てるプログラムGlobal Internship プログラム

グローバルリーダー海外研修

⽇本国内を始め、アメリカ、ヨーロッパ、アジア(タイ・ベトナム ほか)などの「フィールド・ビジネス現場」を訪問。経済・社会および文化に関する現地調査を通じて、問題(テーマ)を発掘・分析し、アクションプランを作成していきます。
1・2年次に開講される「グローバルリーダー海外研修(初級)」と3・4年次に開講される「グローバルリーダー海外研修(上級)」があり、グローバルビジネスや海外で求められる人材について自分なりの将来像をつかむことを目的としています。グローバルビジネス専攻ではこれ以外にも、様々なインターンシッププログラムがあり、参加を奨励しています。

このほかにも、国際協力の実態を体験学習する「タイ・スタディツアー」や、世界の開発問題について調査・発表ができる「国際フェスタCHIBA」への参加など、学生たちの興味に合わせた多様なプログラムをご用意しています。