新たな学問スタイルを探求する新たな学問スタイルを探求する
自分と他人、国と国は違って当然。
その違いを、認め合うからこそ、世界はつながることができる。
ヨネスク「私の専門は政治学なんだけど、まず言いたいのは、自分と他人、国と国のあいだに違いがあるというのは当たり前だということ。互いに認めるところは認め合った上で、『自分とはなんぞや?』『国家とはなんぞや?』をさらに掘り下げて考える。これが本当の国際交流・国際協力につながるのよ」
篠藤「相変わらず、すごい熱量ですね…」
モーガン「私はまず、世界に出る前に、自分のアイデンティティ、自分の国の良さを知って、自分たちの国の歴史や文化を学ぶことが大切だと思う。日本人はまず日本の礎を知るべきです」
篠藤「最初に自分たちの足元を見つめるべきだと。お二人の間でも少し考え方が違いますね」
ヨネスク「そりゃそうよ。意見は違って当たり前。私が生まれたのは独裁政権下のルーマニア。モーガン先生が生まれたのは自由の国アメリカ。生まれた国も、育ってきた環境も、考え方も違う教員が集まって、学生とガチンコでぶつかるのが麗澤大学国際学部の良さなんだから」
篠藤「学生の皆さんには、それぞれの違いを認めた上で、どの意見に共感できるのか、その考えに基づいてこれからの国際社会で自分に何ができるのか、広い視野で考えてほしいですね。ちなみに私の教えるグローバルビジネス専攻は、ビジネスで世界とつながる方法をみっちり学びます。やる気のある人は伸び放題の専攻です」
ヨネスク「“Think and Act!”違う視点から、違う意見を出し合って、ぶつかって、認め合って、行動して…。そうしてはじめて世界とつながることができるの。どうしたらみんながHappyになれるかを考える、これが国際学部が掲げる“Global Studies”よ」
モーガン「私は『Global』という言葉は嫌いですね。なぜなら…」
篠藤「こんなふうに先生たちも、多様な国籍、多様な専門、多様な性格の集まりですから(笑)。どんな学生が来ようと、必ず興味を引く出会いがあるはず。国際学部って、そういう場所なんです」

篠藤 涼子 准教授 / モーガン・ジェイソン 准教授 / ヨネスク・マグダレーナ 准教授

急速なグローバル化が進む現代、私たちの日常には多様な価値が氾濫しています。価値の多様化は、新たな“発見”や“出会い”の機会を生み、社会を活性化させる一方で、人々の間に様々なストレスをもたらし、 “生きにくさ”の原因にもなっています。現代社会が直面するこうした課題に、どう向き合って対処すべきなのか…。2020年、麗澤大学が社会に向けて発信するひとつの“回答” が、「多様な価値との共生」を掲げた国際学部の設立です。
国際学部では、異なる文化や価値を“つなぐ”ことで何が起きるかを研究します。人々がこれまで蓄積してきた様々な“知恵”を材料に、それをつなぐことで、世界を変える化学反応を起こす…、これが国際学部の考え方です。外国人留学生を含めたクラス編成や、人文科学から社会科学までの幅広さを持つカリキュラム、教室の中と外をつなぐGatewayProjectの打ち出しなどは、すべてこうした考えに基づくものです。私たちはこれをもとに、国際学部の考え方を語る次のような物語(ストーリー)を作り上げました。
異なる異質の2本の澤が合流すると、新たなひとつの力強い流れが生まれます。その新たな流れは、もはや元の2本の小さな麗しい澤とは別の価値を持った新しい流れとなり、やがて海へと流れ出していく。この海のかなたに広がっているのは「世界」。そこには我々がまだ知らない「新たな価値」「新しい知のあり方」という“宝物” が隠されているはず。この宝物を探し求めて荒海の大航海に打って出る帆船が一隻。乗組員は、総勢約200名。決して大きくはないが、傷つきながらも確かな足取りで“知の冒険”を続ける一団。これが国際学部です!
私たちは、ともにワクワクしながら“知の冒険”にチャレンジしてくれる仲間(crew)との出会いを望んでいます。世界にとって、良いこと、役立つことを一緒に考えてみませんか。