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2023.10.23

【開催報告】3大学対抗のディベート大会を実施!

 2023年10月21日(土)に、成城大学(内田ゼミ)、専修大学(田中ゼミ)、麗澤大学(中島ゼミ)の3大学対抗での「ディベート大会」が、成城大学において開催されました。

 以下は、渡邉光さん(経済学科4年、中島ゼミ幹事)より頂いたレポートです。

 このディベート大会は、複数大学が参加する「インゼミ」のイベントとして行われており、コロナ禍を経て、4年ぶりの開催となりました。

 ディベートは、あるテーマについて肯定側・否定側に分かれて討議を行い、①立論、②質疑応答、③最終弁論の順で、制限時間を決めて行われます。そして、議論を聞いていた審判が勝敗を決定します。

 今年は「18歳成人に伴い犯罪時に実名報道すべきか」(麗澤大学vs専修大学)、「ChatGPTの学業での活用に賛成か反対か」(専修大学vs成城大学)、「電気代高騰に伴い原発再稼働に賛成か反対か」(麗澤大学vs成城大学)といったテーマで行われました。どのテーマの論戦も、質疑の攻守が白熱して、熱い議論が展開されました。最終的には、審判役の大学が旗を上げて勝敗が決められました。

 この大会に向けて、「そもそもディベートとは何か」というところから始めて、資料の収集、論点の整理、リハーサルなどを行いました。リハーサルでは、質問に対して全員が沈黙してしまう場面もあり、ディベートの難しさを痛感しました。練習を重ねていく中で、中島先生のご教示も頂き、ディベートらしく仕上がってきました。

 本番では、こうした練習の成果もあり、データを用いた立論を行なった上で、相手からの反論にもある程度の受け答えを行うことができ、また討議のポイントを押さえて自分たちの主張を最終弁論で確認することができました。結果として、1勝1敗という結果になりました。

 他大学の審判からは、「立論のプレゼンが分かりやすかった」、「集めたデータに基づいて受け答えができていた」「最終弁論で、質疑の内容を踏まえて自説を展開できていた」などのコメントを頂き、多少は準備の成果が出たのではないかと思います。

 この大会を通して、ディベートの奥深さ、面白さを実感するとともに、事前準備がいかに大事かを痛感しました。また、チームで勝利を目指すことの重要性や難しさを実感することができ、良い経験の場になりました。他大学の皆さんと接する機会はなかなかないので、大きな刺激となりました。

 最後に、親身にご指導頂いた中島先生と、対戦頂いた専修大学の田中ゼミ、会場提供と対戦頂いた成城大学の内田ゼミの皆さんに深く感謝致します。

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