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教育・研究
2021.01.18|最終更新日:2021.02.03|
観光・地域創生専攻NEWS(2020年度)-vol.2
『酒蔵ツーリズムの事例研究と考察』
観光・地域創生専攻NEWS(2020年度)-vol.2
2020年4月より、経済学部経済学科に「観光・地域創生専攻」が開設されました。本専攻では、経済活動としての観光を多⾯的に学び、地域活性の⽅法を考えます。今回、髙橋秀樹教授のゼミナールに所属する4年生が卒業研究として取り組んでいる「観光と地域づくり」の成果の一部を、8回のシリーズでご紹介します。
本専攻での学生それぞれの学びを、ぜひご覧ください。
『酒蔵ツーリズムの事例研究と考察』
菊池 健介(経済学部経済学科経済専攻4年)
私はお酒が好きだ。大学に入学してから、お酒を飲む機会がとても多くなった。自分自身の生活の中でお酒が大切になる中で、そもそも「なぜ人はお酒というものを飲むようになったのか」ということに興味がわいてきた。また、お酒は魅力ある観光資源として地域創生に大きく役立てることができるのではないかと感じるようになった。
タイトルにある酒蔵ツーリズムとは簡単に言えば、「お酒の良さを、観光を通じて様々な方に知ってもらい、日本を良くしよう」ということである。
観光庁も、外国人観光客をより一層日本へ呼び込むために、日本のお酒をアピールしている。日本国内には各地に独特の味わいを持つ「日本酒」があり、国産のお酒の品質の高さは世界でも有名になっている。また「和食」が世界で注目され、そのなかでも日本酒が話題になっている。
私は海外での「日本酒」人気の高まりを背景に、日本の歴史と共に歩んだ日本独自のお酒「日本酒」に着目し、その観光資源としての可能性について研究を進めている。
「日本酒」には単体としての美味しさだけでなく、地域の気候・風土や食文化と一体となった歴史がある。それを海外の方にもっと知ってもらうにはどうしたら良いかという点についても掘り下げていきたい。
観光・地域創生専攻NEWS(2020年度)一覧
Vol.3 『世界遺産観光とGo Toトラベル事業の実態調査に基づく考察』