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教育・研究
2021.02.03

観光・地域創生専攻NEWS(2020年度)-vol.8
『チバニアンの理解・普及に向けたサイクルツーリズムの提案』

観光・地域創生専攻NEWS(2020年度)-vol.8

 2020年4月より、経済学部経済学科に「観光・地域創生専攻」が開設されました。本専攻では、経済活動としての観光を多⾯的に学び、地域活性の⽅法を考えます。今回、髙橋秀樹教授のゼミナールに所属する4年生が卒業研究として取り組んでいる「観光と地域づくり」の成果の一部を、8回のシリーズでご紹介します。
本専攻での学生それぞれの学びを、ぜひご覧ください。

『チバニアンの理解・普及に向けたサイクルツーリズムの提案』
 誉田 華音(経済学部経済学科グローバル人材育成専攻4年) 

 2020年117日に国際地質科学連合において地質年代に千葉時代という意味を持つ"チバニアン"が承認された。地質時代に日本の地名が採用されるのは今回が初めてであり、名前の由来も千葉県にあることにちなんでいる。

 この学術的価値があるチバニアンを理解し、普及するためにも観光地としてアピールすることで多くの人に知ってもらいたい。

 そこで現地調査を行った際に発見したレンタサイクルを活用して、サイクルツーリズムという形の観光を提案する。サイクルツーリズムとはサイクリングによる観光のことで、全世代が利用できるコンテンツであり、健康的である・エコな交通手段であるなどのメリットがある。世界ではスポーツとしても日常での移動手段としても強く根付いている。

 このサイクルツーリズムを取り入れることでチバニアンの存在を国内外の関心を広く集め、その価値について理解・普及を進めることを目標にする。

観光・地域創生専攻NEWS(2020年度)一覧

Vol.1 『世界遺産観光と地域振興についての考察』

Vol.2 『酒蔵ツーリズムの事例研究と考察』

Vol.3 『世界遺産観光とGo Toトラベル事業の実態調査に基づく考察』

Vol.4 『ゴルフツーリズムの振興方策の考察と提案』

Vol.5 『アニメツーリズムについての事例研究 -「鬼滅の刃」の魅力と観光への影響の考察-』

Vol.6 『アニメコンテンツの観光誘客効果の事例研究』

Vol.7 『サッカーツーリズムの振興方策の考察』

Vol.8 『チバニアンの理解・普及に向けたサイクルツーリズムの提案』