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教育・研究
2021.02.03

観光・地域創生専攻NEWS(2020年度)-vol.7
『サッカーツーリズムの振興方策の考察』

観光・地域創生専攻NEWS(2020年度)-vol.7

 2020年4月より、経済学部経済学科に「観光・地域創生専攻」が開設されました。本専攻では、経済活動としての観光を多⾯的に学び、地域活性の⽅法を考えます。今回、髙橋秀樹教授のゼミナールに所属する4年生が卒業研究として取り組んでいる「観光と地域づくり」の成果の一部を、8回のシリーズでご紹介します。
本専攻での学生それぞれの学びを、ぜひご覧ください。

『サッカーツーリズムの振興方策の考察』
 山下 絢(経済学部経済学科経済専攻4年) 

 まず、私がこの高橋ゼミを選んだ理由としては、地域創成施策や新規事業などの企画に関心があり、それを学んでいきたいと思ったからだ。その中で、卒業研究の対象として、私自身が一番よく知っており、一番好きなスポーツであるサッカーとそれを活用した地域活性化を設定した。

 スポーツと観光の組み合わせによる地域活性化は一般にスポーツツーリズムと呼ばれている。私は、その中でもサッカーというスポーツと観光の関わりに着目した地域活性化をサッカーツーリズムと名付け、それを自身の集大成のテーマとした。

 論文の冒頭にはサッカーについての基本的な知識、サッカーの普及状況などを細かく取り上げている。その中でも私が一番力を入れたのは、自分自身が選手時代を通じて感じたことを整理した部分で、日本が世界で勝てない理由である。

 これに関してはサッカーに関する多くの専門家などから様々な意見もあると思うが、14年間サッカーを続けてきた私だからこそ思ったことや、ブラジル留学を経験して痛感した世界との壁などについて記述している。

 また、研究の後半では、サッカーツーリズムの現状と課題について考察し、サッカーツーリズムの今後の振興方策を提案している。

  • サッカー.jpg世界で勝てるサッカーへ
  • サッカー1.jpgサッカーを楽しむ

観光・地域創生専攻NEWS(2020年度)一覧

Vol.1 『世界遺産観光と地域振興についての考察』

Vol.2 『酒蔵ツーリズムの事例研究と考察』

Vol.3 『世界遺産観光とGo Toトラベル事業の実態調査に基づく考察』

Vol.4 『ゴルフツーリズムの振興方策の考察と提案』

Vol.5 『アニメツーリズムについての事例研究 -「鬼滅の刃」の魅力と観光への影響の考察-』

Vol.6 『アニメコンテンツの観光誘客効果の事例研究』

Vol.7 『サッカーツーリズムの振興方策の考察』

Vol.8 『チバニアンの理解・普及に向けたサイクルツーリズムの提案』