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2021.01.25|最終更新日:2021.02.03|
観光・地域創生専攻NEWS(2020年度)-vol.4
『ゴルフツーリズムの振興方策の考察と提案』
観光・地域創生専攻NEWS(2020年度)-vol.4
2020年4月より、経済学部経済学科に「観光・地域創生専攻」が開設されました。本専攻では、経済活動としての観光を多⾯的に学び、地域活性の⽅法を考えます。今回、髙橋秀樹教授のゼミナールに所属する4年生が卒業研究として取り組んでいる「観光と地域づくり」の成果の一部を、8回のシリーズでご紹介します。
本専攻での学生それぞれの学びを、ぜひご覧ください。
『ゴルフツーリズムの振興方策の考察と提案』
菅谷 宏明(経済学部経済学科経済専攻4年)
ゴルフは市場規模が約1兆3000億円もあり、日本のゴルフ場は世界で3番目に多い。しかし現在、我が国のゴルフ市場は縮小し続けており、倒産しているゴルフ場も増えてきている。
ゴルフは健康に良く、老若男女誰もが体力や技量に合わせて無理なく安全に楽しむことができ、人生百年時代を迎える我が国にとって国民的スポーツとして受け入れられる要素を有している。
現在のゴルフはカジュアルなものからフォーマルなものまで広い幅がある。その中で、家族・友人など、気の合う仲間と一緒に1~2泊の小旅行で楽しむ、ゴルフツーリズムという形態が多く楽しまれている。観光とのつながりがゴルフの付加価値を高め、今までゴルフに縁の無かった新たな人々を引き込み、さらには遊休化した地方のゴルフ場のスポーツインフラとしての再利用により、地域の活性化に資するというシナリオが現実に展開できないだろうか。
私は、我が国における、ゴルフの普及・拡大の可能性について考察し、国内のゴルフ場の現状と課題を把握し、それらの知見をもとに、ゴルフツーリズムにより多くの人がゴルフを楽しめるようになると同時に観光資源の少ない地域にも人を呼べる方策について研究を進めている。
- 体験プレイ(研究の一環として)
- 地域におけるゴルフツーリズムへの取り組み
出典:https://kankou-redesign.jp/pov/8065/
- 初心者でも上達しやすいシミュレーションゴルフ
出典:http://www.muscat-golf.co.jp/golf/sim.html
観光・地域創生専攻NEWS(2020年度)一覧
Vol.3 『世界遺産観光とGo Toトラベル事業の実態調査に基づく考察』