倍 和博
倍 和博 (BAI. Kazuhiro)
職名
教授
学部
経営学部
学科
経営学科

先生をもっと知りたい

教員プロフィール

2024度から経営学部経営学科で簿記・会計学関連科目を担当する倍です。よろしくお願いします。2018年3月まで17年間にわたり麗澤大学経済学部で教鞭をとっておりました。私にとっても新たなスタートとなりますが、皆さんと緑豊かなキャンパスで多くを学び、成長したいと思っています。

教職員への一問一答

好きな言葉(座右の銘)を教えてください。
好きな言葉は「泰然自若」と「一意専心」です。何事にも動じず、一度決めたことにひたすら集中して取り組みたいと考えています。
休日の過ごし方や趣味を教えてください。
休日には映画鑑賞やスポーツ観戦を楽しんでいます。
大学4年間で「学生に訪れてほしい場所」はどこですか?その理由も教えてください。
特定の場所はありませんが、多くの場所(国内外)を訪れてほしいと思います。私は在外研究でオーストラリアに滞在した経験があるのですが、それまでに経験したことのない多くの気づきがあり、その後の人生の糧となりました。ぜひ皆さんも色々な場所を訪れ、思い出に残る体験をしてください。
大学4年間で「学生に読んでほしい本」は何ですか?その理由も教えてください。
小林秀雄著『小林秀雄全作品21 美を求める心』(新潮社)です。美しさを感じる術やそれを他者に伝えることの難しさについて色々な角度から考察が加えられている書籍です。あるがままの美しさを捉えることの難しさや言葉を用いた表現の脆さなどについて分かりやすく説明されています。本書で紹介されている内容は、さまざまな学問分野にも応用可能です。
専門分野に興味を持ったきっかけは何ですか?
大学時代に職業会計人(税理士・公認会計士)に興味を持ったことが会計学を研究するきっかけとなりました。資格取得に向けた大学・大学院と専門学校とのダブルスクールにおいて、会計理論と会計実務の緊密な関係から学問体系が形成されることを学び、現在もそうした観点から専門分野として会計学研究を続けています。
専門の研究は社会にどう活かされていますか?
会計学を駆使して生成される情報は、企業活動の実態を映す鏡といわれています。しかし、近年、企業が注力するCSR(企業の社会的責任)やSDGs(持続可能な開発目標)に関わる活動は会計学による対応が難しく、非財務情報として記述/物量情報で開示されてきました。私はこの課題と向き合い、それらの活動の一部を会計的な手法で定量化するとともに、統合報告という媒体で開示する仕組みを提唱しました。現在は従前の統合報告をさらに進化させ、社会利益報告として表現する方法を研究しています。
麗澤大学の好きなところはどこですか?
緑豊かな広大なキャンパスに魅力を感じます。学生の皆さんも恵まれた環境のもとで充実した学園生活を送り、目標や夢を叶えてください!