須永 大介
須永 大介 (SUNAGA, Daisuke)
職名
准教授
学部
工学部
学科
工学科
専門分野

・土木工学
・建築学
・社会科学

研究テーマ

・土木計画学・交通工学
・都市計画・建築計画
・社会学

学歴

・東京大学 工学部 都市工学科 卒業

取得学位

・博士(工学)(東京大学)

主要経歴

・一般財団法人 計量計画研究所 交通まちづくり研究室 室長
・一般財団法人 計量計画研究所 都市交通研究室 室長
・一般財団法人 計量計画研究所 研究本部 主任研究員
・中央大学 理工学部 都市環境学科 助教

著書

・改訂新版 読んで学ぶ交通工学・交通計画 共著 理工図書 (2022.03.14)

学術論文

・家庭訪問形式によるモビリティ・マネジメント ∼福岡における取り組みからの知見と実務的課題∼ 『土木学会論文集D』 Vol.64, No.1, pp.159-168 共著 土木学会 (2008.03.01)
・EV普及促進のための計画制度とその実現性に関する一考察 ロンドンにおけるCO2排出量削減の取り組みに着目して 『都市計画学会論文集』Vol.47, No.3, pp.769-774 共著 日本都市計画学会 (2012.10.01)
・大都市圏郊外部における超小型モビリティの活用可能性に関する研究 『土木学会論文集D3(土木計画学)』 Vol.72, No.5, pp.Ⅰ_641-Ⅰ_651 共著 土木学会 (2016.11.01)
・大都市圏郊外部における超小型モビリティを用いた居住地カーシェアリングの導入可能性に関する研究 『土木学会論文集D3(土木計画学)』 Vol.73, No.5, pp.Ⅰ_857-Ⅰ_868 共著 土木学会 (2017.12.01)
・大都市圏郊外部における補完的な交通サービス導入方策に関する研究 博士論文 単著 東京大学 (2019.09.05)
・市街地更新を契機としたZEBと面的エネルギーの導入による温室効果ガス排出量削減方策に関する研究  -札幌市都心部に着目して- 『都市計画学会論文集』Vol.55, No.3, pp.939-946 共著 日本都市計画学会 (2020.10.01)
・コミュニティバス等計画策定・運営管理プロセスにおける自治体策定手引書の有効性に関する研究 『土木学会論文集D3』Vol.77, No.3, pp.230-244 共著 土木学会 (2021.09.20)
・COVID-19流行前後での札幌市都心部の外出・移動行動およびシェアサイクル利用の変化 土木学会論文集D3(土木計画学)Vol.78, No.6, pp.II_603-II_612 共著 土木学会 (2022.04.20)
・道の駅駐車場を活用した太陽光発電システムの発電ポテンシャル - 一都六県の道の駅駐車場に着目して - 『都市計画論文集』Vol.57、No.2, pp.941-948 単著 日本都市計画学会 (2022.10.25)

先生をもっと知りたい

教員プロフィール

大学を卒業後、民間の建設コンサルタントに20年以上勤務し、主に行政(国・地方自治体)や民間企業の都市計画・交通計画に関するプロジェクトに従事してきました。仕事柄、大学の先生方にお世話になる機会が多く、先生方にご指導頂きながら実務を題材にした研究を日常業務と並行して行ってきました。それらの成果を取りまとめて博士(工学)の学位を取得しています。
その後、2020年から大学教員に転身し、都市計画・交通計画に関する研究・教育活動を行ってきました。2023年より麗澤大学に所属しています。

教職員への一問一答

好きな言葉(座右の銘)を教えてください。
迷ったら、一歩前へ。
毎日の暮らしの中で、判断に迷う機会が何度もあります。やらなければ失敗することはないのですが、リスクがあってもチャレンジすることを心がけています。
休日の過ごし方や趣味を教えてください。
朝は近くのスポーツジムに行くようにしています。その後、街に出て新しいレストランを開拓したり行きつけのレストランで食事を楽しんだりしています。
時間にゆとりがある週末は、食事を作ることもあります。レシピ集を参考に、手間暇と、何より時間がたっぷりかかった料理を作ります。食べる家族が待ちくたびれて、空腹になりすぎるのが難点。
大学4年間で「学生に訪れてほしい場所」はどこですか?その理由も教えてください。
どこでもいいのですが、「今まで行ったことのない場所」に「数多く」行くことをおススメしたいと思います。国内でも海外でも。
その土地に立ってみると、多くのことを五感で感じることができると思います。いつも活動している街との違いを感じることもあるかもしれないし、ひょっとしたら、似ているところに気づくかもしれません。
大学4年間で「学生に読んでほしい本」は何ですか?その理由も教えてください。
これも回答が似てしまうのですが、「読んだことのない本」を「数多く」読んでみることをおススメします。
学生の間に、幅広く読書して、自分はどんなジャンル・作家さんの本が好きなのか、発見してもらいたいと思います。もし気に入った作家さんができたら、その人の作品をたくさん読んでみるのもいいと思います。
社会人になると、仕事があって、なかなか読書に時間を割く余裕がないかもしれません。学生の間だったら、結構時間のやりくりができるかもしれません。
専門分野に興味を持ったきっかけは何ですか?
田舎で育ったからか、子供のころから、都会に対する漠然としたあこがれのようなものがあったような気がします。
ちょうど小学生のころ、近くの大きな駅の周りで再開発が行われ、立派なビル群とターミナルができ、何だかわからないけど、凄いなぁ、と思った記憶があります。あとは、高校生の頃、夏期講習のために東京に短期滞在する機会があり、電車の車窓からお堀沿いの街並みを見て、こんな景色のところで暮らしてみたいなぁ、と思った記憶があります。後に、お堀沿いのオフィスで本当に働くことになって、思っていたことは現実化するのだなぁ、とビックリしました。
専門の研究は社会にどう活かされていますか?
環境問題や交通安全の問題、財源の問題など、いろいろと問題が出てきている中で、一人一人の人の毎日の暮らしが少しでも楽しく豊かなものになれば、という想いで研究しています。
例えば、
・石油などの使用量を減らしても毎日の暮らしが不便にはならないように、太陽光発電を普及させるためにはどんな工夫をしたらいいのか、
とか、
・歳を取って自動車の運転に不安が出てきても、誰かに送ってもらわなくても買物や習い事に出かけることができて、昔からの友達にも会えるようにするにはどうしたらいいのか、
とか、、
日々の暮らしに直結した研究をしています。
麗澤大学の好きなところはどこですか?
この回答を書いている段階ではまだキャンパスに通っている状態ではないので、これからもっともっと好きなところが増えていくのだと思いますが、、
キャンパスが本当にきれいに整備されているところです。緑豊かで、外国のキャンパスのいるのでは、と錯覚しそうです。留学したことはないのですけど(笑)