工学部 工学科

情報システム工学専攻

アプリケーションやシステムの開発・運用を通して
人々の生活やビジネスの課題を解決する

専攻の特⻑

  • 専攻の特⻑
  • 人々の暮らしの中にある困り事に共感し、アプリや情報システムを活用して解決する力を養います。企業や自治体と連携し、チームでアプリケーションの開発などに取り組むプロジェクト型授業を展開。初心者も安心して学べるカリキュラムで、一人ひとりが自身の目標に向かって、モチベーション高く学び続けられます。

    3つのポイント

    • 実践的な授業を通して数学やプログラミングを基礎から学ぶ
    • 情報技術を活用して社会課題を解決する力を培う
    • 企業や自治体と連携し、データ分析やアプリ開発などに取り組む

4年間の流れ

共感力とチームワークで
愛のあるテクノロジーを実装するITエンジニアの育成

  • 1年次

    数学・情報・データサインエスの基礎を固め、デザイン思考を学ぶ

    4年間の学びを着実に支えられる数学、情報、データサイエンスの基礎をしっかりと固めつつ、課題解決に取り組む上で必要なデザイン思考や、工学を学びエンジニアとなる上で必要な基礎知識を身に付けていきます。 初年次セミナーにおいて具体的なプロジェクトへの取組(PBL)に参加し、課題解決のスキルを体験的に学修するとともにチームでの活動を経験します。そして専門の学習に向けて、モチベーションを醸成します。

    微分積分基礎・応用、線形代数基礎・応用、計算機科学の基礎、デザイン思考A、初年次セミナー

  • 2年次

    社会の課題解決に向けて、情報技術における活用方法を理解する

    1年次の基礎を背景に、ソフトウェアエンジニアとしての基礎を固めていきます。ソフトウェア工学等の科目でソフトウェア設計に必要な理論的な学習に加えて、システム開発の基礎、C++プログラミング、データベースなどの科目で実践的なITエンジニアとしての経験を積んでいきます。
    プロジェクトマネジメントや社会課題を考える科目を通じて、情報技術を社会で実装していく上でのポイントを理解し、ITエンジニアとしての実践力を高めます。

    ソフトウェア工学基礎、ソフトウェア設計、システム開発の基礎、データベース、プロジェクトマネジメント

  • 3年次

    システム開発の実践を積みながら、専門性を深める

    ソフトウェアエンジニアとしての基礎をベースに、実践力を高めつつ、自身の強みを作る一年となります。ソフトウェア開発の実際、アプリケーション開発、データベース演習などの科目で、システム開発の実践力を強化し、プロジェクト研究で、実戦経験をつみます。
    AIや画像認識などの科目、セキュリティ、グローバルエンジニアなど、自分の強みになる科目が配置しており、自身のキャリアをイメージしながら、専門性を高めていきます。

    プロジェクト研究、アプリケーション開発、ソフトウェア開発の実際、AIビジネス、セキュリティ

  • 4年次

    実社会で必要とされる知識とスキルを備えた次世代のエンジニアへ

    これまで修得してきた基礎から専門分野における知識・スキル等を元に、卒業研究としてそれらを活用し、自身のテーマを発見し、愛のあるテクノロジーの実装を企画・推進します。その際、企業や地方行政機関等と連携したリアルなプロジェクトに取り組む機会も考えられます。
    専攻で学んだ専門科目に加え、ロボットなども組み合わせ、実社会で必要とされる知識とスキル等を有した次世代のエンジニアが育成されます。

    システムエンジニア特論、卒業研究

授業紹介

  • システムエンジニア特論A・B

    担当:小塩 篤史 教授

    情報システムでの学びを集大成する講義です。実際に企業や地域の組織と連携し、ソフトウェアづくりのために学んだ知識やAI、IoT の知識を総動員し、社会課題や企業課題の解決に貢献する新しいソリューションを開発します。社会や実務家との対話を通じて、システムエンジニアとしてやりがいを感じ、モチベーションを高めていきます。

  • システム開発の基礎

    担当:宗 健 教授/塚田 義典 准教授

    誰でも単独で独立したシステム構築が可能なAccessを使って、実際に使える会員管理システムを開発します。GUIを使ったデータベース(SQL)やVBAなどシステム開発のための基礎的なスキルと、仕様作成、データベース設計、画面設計、帳票設計といった一連のシステム開発の流れを身につけ、PMBOK、共通フレーム2013の概要についても学びます。

  • 未来工学特論A・B

    担当:柴崎 亮介 教授/小塩 篤史 教授/新井 亜弓 准教授

    将来の人々の生活や社会・環境の課題を理解することで、具体的な技術開発の事例を通じて知識を深め、これらの問題解決への方向性を議論します。日本の人口問題や社会インフラの老朽化などの課題に焦点を当て、学んだことを将来のエンジニアとしてのキャリア形成や学習計画へとつなげていきます。

取得できる資格

TOEIC®/ITパスポート/基本情報技術者試験/応用情報技術者試験/Python3エンジニア認定基礎試験/(公財)CG-ARTS協会 Webデザイナー検定 ベーシック・エクスパート/(公財)CG-ARTS協会 マルチメディア検定 ベーシック・エキスパート/MOS(Microsoft Office Specialist)/日商簿記検定3級/統計検定試験3級・2級

⽬標とする進路

IT、コンサルティング会社、メーカー・通信事業者、医療・福祉・教育、DXの推進やIoT技術の活用を進めたい各種行政機関や企業、スタートアップ・ベンチャー企業など