お知らせ

教育・研究
2023.07.19

「道徳経営論A」の授業にて (株)八天堂 代表取締役 森光孝雅氏による講義が行われました。

 2023年度の「道徳経営論A」が開講いたしました。本授業の対象は全学部の3年次以上で、131名の学生が履修しています。

 麗澤大学では公益財団法人モラロジー道徳教育財団、一般社団法人日本道経会のご協力のもと、2016年度より当科目を開講しました。麗澤大学の創立者・廣池千九郎博士は道徳と経済は一体であると考え(道経一体)、多くの企業経営者の相談に乗る中でその教えを伝えました。「道徳経営論A」では道経一体の考え方、そして実際の企業が道経一体に基づきどのように経営をしているのかを学んでいます。

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 2023年7月6日に行われた「道徳経営論A」の授業では、(株)八天堂 代表取締役 森光 孝雅(もりみつ たかまさ)氏がご自身の体験に基づいた道経一体経営についてお話しくださいました。会社経営で直面した数々の苦難を通じて、経営者としての使命に気づかされたこと、感謝の念を持つことの意味について教えていただきました。それまで百種類以上も作っていた商品を、苦労の末に開発した「くりーむパン」一点に絞り、本当にお客さまと社員、周囲の方のためになる事業を実践。経営理念「良い品 良い人 良い会社つくり」が生まれた過程、そこに込められた志と情熱、そして一緒に働く人たちへの強い思いを学びました。学生からも積極的な質問が飛び交いました。

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 また、森光代表のご厚意により、聴講者全員にご著書の『廃業の危機を味わって本気で取り組んだ 人を大切にする 三方よし経営』を配布いただき、授業後には (株)八天堂の「くりーむパン」をいただきました。

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